定年退職した夫が、週に何度も出かけるのを不審に思い問いただしたが、はっきりとした返事がなかったので、依頼者は思い切って夫の後を尾行。
すると、40代くらいの見知らぬ女性と駅で待ち合わせをし、手をつないでホテルに入っていくところを目撃。
改めて夫を問いただしたところ、夫から離婚を切り出されてしまった。
悔しさと今後の生活の不安から弁護士に相談。夫は職場の後輩に、相談に乗ってもらっていただけで、そもそも夫婦関係も破たんしていたと主張を繰り返したが、粘り強く交渉を続け、慰謝料を獲得。

夫は営業職で、仕事上夜遅くまで取引先との会食など、外出が多かった。
職場の同僚から、知らない女性と歩いていたと聞いたが、取引先の人だろうとあまり気に留めずにいた。
しかし、友人が「ホテルに入っていくのを見た」と写真を撮って送ってくれ、浮気が発覚。
夫は仕事上の付き合いだと言って浮気を認めなかったため、弁護士に相談。
写真など、根拠を提示し交渉を重ね、慰謝料を獲得。

地元の同級生でもある妻とは、同窓会で再開し結婚。夫の仕事は海外出張で家を空けることも多く、なかなか夫婦の時間を作れずにいた。
あるとき、地元の友人と食事をしていると、自分の妻がパート先の上司と浮気をしていると聞かされる。
すぐに妻を問いただすと、断りきれなかったと浮気を認め謝罪。夫と離婚をする気はなく、浮気相手とも今後連絡は取らないと約束をしてくれたので、妻のことは許したいと思ったが、相手の男性はどうしても許せず、弁護士に慰謝料の請求を相談。
相手の男性も素直に浮気を認め、交渉のみで慰謝料を獲得。

妻は会社の元後輩で、結婚を機に退職し、現在は専業主婦をしている。
ゲーム好きの妻は、家のことはきちんとこなすがそれ以外の時間は携帯のゲームをずっとやっていた。
ある時、妻の携帯がテーブルに置きっぱなしになっていて、「またゲームか…」と思い画面を除くと「来週の火曜日。楽しみにしている」と見知らぬ男性からのものと思われるメッセージが表示されて、浮気が発覚。
話を聞くと、結婚した当初の頃から関係を続けていたことを自白。同じ職場なので直接顔を合せる気まずさもあり、弁護士に交渉を相談。
お互いに退職はせず、きちんと慰謝料を支払ってもらうことと、今後一切妻と会わないことを書面に残し解決。